外壁塗装のサインとタイミングは見逃してはいけない

住宅は建てたら終わりではなく、建ててから長い付き合いが始まるのです。10年20年と住んでいくうちに少しずつさまざまな場所に傷みが現れます。そのため定期的なチェックやメンテナンスが必要です。

住宅の中で傷みが現れやすい場所の一つが【外壁】です。外壁は過酷な自然環境に常にさらせれるわけですから外壁のメンテナンスは必要です。そのメンテナンス方法の一つが外壁塗装です。

勘違いしてはいけないのが外壁塗装をして住宅をきれいにすることだけが目的ではなく外壁塗装をすることで住宅の寿命をのばし長持ちさせることが本来の目的なのです。

今回は外壁塗装をする【タイミング】について説明いたします。

1、外壁の寿命について知ろう

プロでなければ外壁の寿命を知っている人は少ないでしょう。一般的に外壁の寿命は10年と言われていますが実は7~8年で塗り替えるのがベストです。

冒頭でも説明しましたが外壁は雨風に打たれ、強い太陽の日差しを浴び、一年の寒暖差も外壁の負担になります。

住宅を建てて7~8年を目安にして外壁をチェックし、何らかの【サイン】を見つけたら外壁塗装を施工するタイミングと捉えましょう。

2、外壁寿命のサインとは

外壁寿命のおもなものとして「クラック(ひび割れ)」「塗膜の膨れ」「色あせ」があげられる。

クラック(ひび割れ)が発生しているとクラック(ひび割れ)から雨水が侵入すると外壁だけではなく住宅の構造体である柱などに影響を及ぼす可能性があります。外壁の塗装の膨れている場合も要注意です。これは施工時に適切ではない場合が多く、この膨れが原因で外壁の表面の塗装が剝がれてしまいます。外壁の色あせも見逃せないサインです。寿命が近いのです。ほかにもチョーキング現象があげられ防水効果がない証拠です。

以上のようなサインを早期発見し外壁塗装をすることで外壁を長く保つことができ結果的に外壁の修繕費用を安く抑えることができます。サインを見つけるタイミングが遅ければ遅いほど大掛かりなリフォーム(外壁の張替など)が必要になりますので、できるだけ早くプロに相談しましょう。

3、外壁を劣化させる自然の力

自然の力は皆さんが思っているより強く外壁を痛める原因になります。

例えば直射日光は外壁にとって大敵で特に日差しを強く受ける西側や南側の壁面は傷みが早く進行します。特に現在の塗料は化学系でできています。紫外線によって樹脂が破壊され外壁を劣化させることを理解しましょう。

また毎年大量の雪が降るような降雪地域では積もった雪が外壁と密着したまま春を迎えることも少なくありません。壁についた水分が再度凍ると体積が増え壁を押し上げ破壊する凍害という現象があります。

お分かりのように外壁は傷みやすい箇所ですので早めにチェックしましょう。

4、定期的なメンテナンスをしましょう

マイホームは人生最大の資産ですので、ずっと長くきれいな状態ですみたいものです。そのためにも定期的なメンテナンスは必要不可欠といえます。住宅を守ることは外壁を守ることが重要なポイントですので購入当初から必要性を認識し定期的なメンテナンスを計画しましょう。