まずは、なぜ外壁が汚れるのか、その原因から解説します。
汚れる理由がわかれば、より対処しやすくなるでしょう。
そして、汚れの落とし方もご紹介します。
「そんなに頻繁に掃除していられない!」という方もいらっしゃるでしょうから、汚れを目立たなくする方法も説明します。
ではさっそく、解説していきましょう。
・チリ、ホコリ
家全体がくすんできたような黒、グレー、茶色っぽい汚れ
凹凸のある部分に引っかかって付着する
黒っぽい外壁で目立つ
・排気ガス
家全体がくすんできたような黒、グレー、茶色っぽい汚れ
すすや油汚れ
広い範囲に少しずつ付着していく
白っぽい外壁で目立つ
・カビ
黒っぽい汚れ
日当りの悪い北面や、風通しの悪いところに繁殖
白っぽい外壁で目立つ
・藻、コケ
緑色の汚れ
ある程度光があり、湿気が多いところ
山が近いエリア
白っぽい外壁で目立つ
・雨だれ
窓サッシや換気フードの下に伸びる黒っぽい筋汚れ
外壁の汚れが雨で流され、落ちずに残ってしまったもの
放置すると汚れが濃くなってこびりついてしまう
白っぽい外壁で目立つ汚れ
・サビ
白サビや赤サビ
金属系サイディングや鉄製の建材の塗膜が劣化して金属が腐食しはじめた状態
赤サビは、他所にサビ汚れが移る
塗り替えが必要
・塗料の変色
長期間紫外線を浴び続けることで色あせる
完全に塗膜が壊れるとチョーキング(白化)を起こす
塗り替えが必要
外壁の汚れは、軽ければDIYでも落とせます。
しかし、こびりついてしまうと一般家庭にないような洗剤や道具が必要になります。
サビやチョーキング(白化)の症状が出ると、塗り替えが必要です。