①耐候性がやや低い
艶消し塗料は艶有り塗料に比べて「耐候性が低い」というデメリットがあります。というのも艶消し塗料には添加物が混ざっているためです。ほとんどの艶消し塗料は艶有り塗料に「艶消し剤」という艶を消すための添加物を入れて作られています。塗料に他の物質が混ざっているため、その分強度が若干落ちてしまうと覚えときましょう。
艶有り塗料で比べて機能が大幅に劣るわけではないのですが、やはり「艶消し剤」はとっては不純物であることに注意する必要があります。塗料の機能性が落ちれば当然ながら次に外壁を塗り替えるまでの期間が短くなってしまいます。
②艶有り塗料よりも価格が高い
艶消し塗料で塗装する場合、耐候性をカバーするためにグレードの高い塗料を使うというのも選択肢の一つでしょう。ただし塗料のグレードをワンランク上のもの変えれば、その分価格も高くなります。費用面が心配な場合は施工業者に相談しましょう。