「外壁塗装のベストシーズンの春に外壁塗装をしたい」と思われる方も多いと思いますが、 「花粉や黄砂って塗装工事に影響はないのですか?」 「なんとなく花粉や黄砂が付着することで、施工不良を起こしそう」 とお考えになる方もいらっしゃるかと思います。 まず、結論から言いますと「花粉や黄砂は外壁塗装に特に大きな影響はない」と言えます。 その理由は次の2つです。
① 飛散防止シートによって花粉や黄砂は防ぐことができる
外壁塗装であっても屋根塗装であっても、必ず最初に足場を設置します。 これは、工事中の安全面や仕事中のパフォーマンスを上げるためにも重要な工程です。 そして、足場の設置と同時に飛散防止シートを覆います。 これは、お家全体をシートで覆うことで塗装する塗料の飛び散りや外部からの花粉や黄砂などの侵入を防ぐ目的があります。 また、道具の落下などを防ぐためにも重要です。 塗装工事では、近隣の車に塗料が飛び散ってしまったり、お家の余計な箇所に塗料が飛散してしまったりすることがあるため、それを防ぐためにも必要なのです。 飛散防止シートを含めて、塗料などの飛び散りを防ぐことを「養生」と言います。
② 塗装面は高圧洗浄を行う
飛散防止シートで外からの花粉や黄砂はある程度ブロックできますが、すでに付着してしまっている状態では綺麗に塗装することができません。 季節を問わず塗装前にはしっかりと塗装面の高圧洗浄を行い、花粉や黄砂などの汚れを落とす工程があります。そのため、花粉や黄砂の影響で塗装後の仕上がりが悪くなることはありません。