1、はじめに
外壁塗装工事に必要な期間は、約2週間と言われています。 工事期間中はお家の周りに足場が建ったり、工事関係者が出入りしたりするので普段通りの生活ができないこともあります。 その中でも特に注意していただきたいのは、雨戸や窓を閉め切った生活についてです。 雨戸や窓を閉め切った生活は、想像以上に不便なことがあるからです。 特にお子様がお家にいる時間が長いと、大きな負担がかかることになります。 今回は、特に初めて外壁塗装を行う方向けに、雨戸を閉め切った生活で気をつけるポイントや対策をご紹介します。 特に、日中はお仕事をされていて外に出ているという方にはぜひ知っておいていただきたい内容です。 ぜひ最後までお読みいただき、参考になさってください。
2、外壁塗装の時に雨戸や窓は閉めておくべき?
外壁塗装の作業中は、ご自宅の窓を閉めておく必要があります。 窓を開けておくことで塗装中の塗料が家の中に付着してしまったり、匂いが家の中まで入ってきたりするためです。 一方で、雨戸に関しては閉め切っておくことが確実に正解とは言えません。 塗装の方法や雨戸の位置によっては閉めておいた方がいい場合も、開けておいた方がいい場合もあるからです。また、作業手順は職人や施工業者によって異なります。 たとえ2回目の外壁塗装だからと言っても、1回目の外壁塗装と同じ作業内容とは限りません。 施工業者によっては「鍵を開けた状態で雨戸を閉めておいてください」と依頼されることもあります。 そのため、窓は確実に締めておく必要があり、雨戸の開閉は施工業者に確認が必要ということになります。
3、窓や雨戸を閉めた生活で起きる3つの問題点
外壁塗装工事が始まり窓や雨戸を閉め切った生活が始まると、どんな不便なことがあるのでしょうか? 代表的な問題点を3つご紹介します。
① 洗濯物が干しにくい
最も大きな問題が、洗濯物が干せないことです。 外壁塗装を行う場所がごく一部であればベランダや物干し場が使える可能性もあります。 しかし、お家全体を塗装する場合は洗濯物を外に干すことができません。 なぜなら、余分な場所へ塗料が付着するのを防ぐために、外壁塗装の前には「養生」と呼ばれる作業を行うからです。 養生とは、薄いビニールシートや窓やシャッターなど、塗料を付着したくない部分へ貼っていくことを指します。 薄いビニールシートを貼っておくことで、塗料が飛散した場合でも建物を保護してくれます。 この養生作業を行った後は、窓や雨戸を開け閉めできません。 そのため、窓を開けて干す必要のある洗濯物が外に出せなくなってしまいます。 外壁塗装中はどうしても洗濯に支障が出てしまいます。 そのため、事前に洗濯物をどうするのか、ご家族や施工業者に相談しておく必要があります。 コインランドリーや浴槽乾燥機、室内干しなどで対応していくこととなります。
② 外壁塗装中は換気がしづらくなる
2つ目の問題は、換気ができないことです。 換気には室内にこもった湿気や花粉、細菌など外に出し、新鮮な空気を取り入れる働きがあります。 しかし、外壁塗装工事中は窓を開けて換気をすることができなくなってしまいます。 換気には、できるだけ遠い位置にある窓を2カ所以上開けることが効果的とされています。 また、1時間に5分ほどの換気が目安です。 しっかりと換気をすれば、気分がリフレッシュします。 エアコンを使っていても、換気は必要です。 なぜなら、エアコンは空気を循環させているだけだからです。 新しい空気が入ってきているわけではないので、注意してください。 換気の問題についても、事前に施工業者と相談しておくことがおすすめです。 外壁塗装の日程によって、換気のために開けておく窓を決めておくことで快適に過ごすことができます。 また、換気扇を使うことである程度は換気をすることも可能です。
③ 雨戸は閉めたままだと室内が暗くなる
雨戸を閉めていると、当然ですが太陽の光が室内に入ってきません。 1日や2日のことなら気にならないかもしれませんが、2週間も暗いままではストレスを感じてしまうことも…。 雨戸を閉めたままで外壁塗装を行うかどうかは、施工業者によって異なります。 雨戸を開けたままでは、塗装をする場所によって作業ができないからです。 そのため、雨戸を閉めたままの作業になるのか施工業者に確認しておきましょう。
4、窓以外にも気に付けたい外壁塗装工事中の生活
窓や雨の他にも、外壁塗装中の生活で気を付けたいことがあります。
例えば、室外機の位置によっては一時的にエアコンの使用が制限されることがあります。 これは、外壁塗装を行う場所によってエアコンの室外機を養生したり、取り外したりする必要があるからです。給湯器も一時的に使えなくなることがあります。 万が一、養生したまま給湯器を使用してしまうと、出火や一酸化炭素中毒の危険もあります。 そのため、施工業者からの注意をしっかり守って、作業終了を確認してから給湯器を使ってください。
また、ご自宅の隅々まで塗装を行うために、お家の外側に足場を組むのが一般的です。 そのため、ご自宅に駐車場があっても足場が組まれることでいつも通りに車が停められなくなることもあります。 ご自宅の駐車場が付使えなくなる場合は、事前に施工業者から連絡があります。 近くに駐車場を借りておくなど、準備が必要です。
外壁塗装工事中に最も気をつけたいことは、防犯です。 外壁塗装工事中は足場で視界が遮られる上に、職人など不特定多数の人がご自宅周辺を出入りします。 また、うっかり換気のために窓を開けたまま外出してしまい、そこから泥棒が侵入してくるケースもあります。外壁塗装工事中は、普段とは異なる環境なのでより一層防犯意識を強く持つようにしましょう。 対策としては、防犯カメラや人感センサーのついたライトの設置などが手軽にできます。
5、外壁塗装工事中の悩みは事前に解決できる!
外壁塗装工事中は、様々な面から普段通りの生活が送りづらくなります。 しかし、ほとんどの場合は事前にしっかりと準備をしておけば解決できます。 そして、しっかりと事前準備しておくためにも施工業者に現地調査を依頼することがおすすめです。 現地調査とは、実際に外壁塗装を行う場所を訪問し、調査を行うことです。
KARBECEでは、実際にお家を訪問してお客様が気になる部分を伺い、塗り直しが必要な場所の診断、塗装範囲の測量などを約1時間かけて行っています。 雨戸を閉めたままの作業となるのか、駐車場に停めてある車の移動は必要かなど、気になる点をお客様から直接お聞きして対応しております。 その後、現地調査の結果をもとにどのような塗料で予算はどのくらい必要なのか、お客様に最適な塗装プランをご提案する流れです。 現地調査から塗装プランのご提案までは、無料で行っています!
6、まとめ
外壁塗装中の窓を開けられない生活は、不便なことも多くあります。 しかし、十分に準備してから外壁塗装工事を行うことで解決できるものも多くあります。 閉め切ったお家での生活は、1日中お家にいらっしゃる方や小さなお子様には大きなストレスになることもあります。 普段と違う生活でイライラしてしまい、思わぬトラブルが起きないように事前にしっかりと打ち合わせと準備をしておきましょう。
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