外壁塗装はいきなり塗装を行うことはできません。必ず施工前の準備作業が大事になります。この準備作業がその後の塗装工事の善し悪しを左右します。
準備作業の第一段階は足場を組みます。塗装職人は常に足場の上を動き回るので足場は必要不可欠なのです。足場設置が不十分だと事故を引き起こすこともあるので気が抜けない作業の一つです。
第二段階は外壁を高圧洗浄機できれいな状態にします。表面の汚れや劣化した外壁の塗料や苔・カビなどをしっかり落とします。この作業を怠ると塗料ののりが悪くなり施工時の塗料の劣化が早く進行する原因になる可能性があります。
第三段階は養生と呼ばれる作業です。養生は塗料がついてはいけない場所をビニールで覆って保護をする作業です。
第四段階は下地処理です。外壁のクラック(ひび割れ)部分やシーリングの劣化部分を埋める補修作業を行います。この作業を怠ると塗装後の塗膜の劣化を早める原因になります。