外壁塗装でよくある失敗例5選

1、はじめに

リフォームの中で飛び抜けてトラブルが多いとされるのが外壁塗装です。                                   例えば、塗料には耐用年数や機能性によって数倍の価格差がありますが、一般人が見ただけではその違いはわかりません。                                                            施工工程についても、重ね塗りを十分に行わない、いわば手抜き工事を行ってもやはり一般人が見ただけではわかりません。                                                             リフォーム会社の「誠実さ」が最も問われるのが外壁塗装工事とも言えます。                           今回は外壁塗装工事でどのような失敗が起こり得るのか、事例とともにご紹介します。

2、外壁塗装の失敗事例

ここでは、外壁塗装を経験した人の声をまとめた「外壁塗装の失敗事例」をご紹介します。

① 外壁塗装後すぐに塗膜のふくれ・剥がれが生じた

外壁塗装工事で最も多い失敗例が塗膜のふくれ・剥がれです。                                   施工業者の工事内容に不備があると、塗膜にふくれ・剥がれが生じてしまうことがあります。                                原因としては洗浄不足、下地調整の失敗、乾燥不足、下塗りが不十分などいろいろな原因が考えられます。                    あまりにも早く剥がれが発生した場合、下塗りの省略などのいわゆる「手抜き工事」の可能性もあります。                ところが、塗装後の見た目では判断がつかないのがやっかいなところです。                                防止策としては、依頼者側でも塗装工程や塗料についての十分な知識を持ち、工事内容そのものをチェックすることです。                                                          塗料の商品名と品番、各工程ごとの確認、保証内容の確認は行っておきたいところです。                         保証内容にふくれや剥がれが含まれているかどうか、確認しておきましょう。                              施工業者の工事内容に不備があったことが原因で、塗膜にふくれ・剥がれが生じた場合には、補修してもらえるはずです。

② 塗りムラや塗り残しがあった

外壁塗装工事は塗装職人の手で行うため、どうしても多少ムラになってしまうことはあります。                       そのため「外壁を見る角度によって、ムラがあるように見える」「光が強く当たった時に、ムラがあるように見える」といった程度であれば、外壁塗装の失敗とまでは言えないと考えるのが一般的です。                        しかし「明らかにムラになっている」「塗装箇所によって塗料の厚みが明らかに違う」といった場合には、塗り直してもらえる可能性が高いです。                                               外壁塗装は、家を外気や雨風から守るための重要な役割を果たしています。                               塗装のムラや塗り残しは、見た目の問題だけでなく、家の寿命そのものに関わる問題なのです。

③ イメージしていた仕上がりにならなかった

サンプルで見た色と実際に塗装を行った後の色では、大きく印象が異なる場合があります。                       一般的にサンプルで見た色よりも、実際の色は薄く感じます。                                     また、鮮やかな色の塗料ほど紫外線に弱いものが多く、色褪せしやすい傾向があるので注意が必要です。                             まず大切なのが、サンプルだけで色を決めないことです。                                         通常使用される5㎝×5㎝の小さなサンプルではなく、A4サイズなどの大きめのサンプルを取り寄せることも可能です。                                                              蛍光灯の下と日光の下でも色の見え方は大きく異なるので、必ず晴れた日に日光の下で外壁にサンプルを当ててみましょう。                                                                 外壁の色と屋根の色のバランスについては、ある程度定番の配色パターンがあります。                          定番パターンをベースに施工業者にカラーシュミレーションを作成してもらうのがよいでしょう。                           また、実際の施工事例を見せてもらい、使用した塗料を教えてもらうのもよいでしょう。                              思い描くイメージに近い施工事例があれば、同じ塗料を使用すれば確実にイメージ通りの仕上がりになるはずです。

④ 手抜き工事・ずさんな工事をする施工業者に依頼してしまった

残念ながら、手抜き工事・ずさんな工事をする心無い施工業者も存在します。                            実際のところ、本当に手抜き工事なのか、ずさんな工事なのかを見極めるのは難しい側面もあります。                      例えば「外壁塗装の仕上がりに問題がある」「塗装後すぐに不具合が生じた」といった場合には、適正な工事が行われていない可能性もあるため、ひとまず補修などの対応も含めて早めに施工業者に相談してみましょう。「手抜き工事・ずさんな工事かどうか、第三者の意見も聞きたい」という場合や、「施工業者に話を聞いてもらえない」「施工業者と連絡がつかなくなった」などの困った状況になった場合には、専門機関に相談する方法もあります。

⑤ 外壁塗装が原因で近隣とトラブルになってしまった

外壁塗装が原因で近隣とトラブルになってしまうことがあります。                                  具体的には  

・ 工事関係者の出入りが増えることでの騒々しさ                                                    ・ 足場設置時や高圧洗浄の音                                                  ・ 塗料のニオイ                                                           ・ 高圧洗浄時の洗浄水などの飛散 

などのトラブルが考えられます。                                                       何を不快に感じるかは人それぞれです。                                               自身では大したことはないと思っていても、近隣の方にとっては「大迷惑」「不快に感じる」ということもあります。                                                                    そのため、近隣の方から何かしらの指摘を受けた時はもちろん、「もしかしたらご迷惑をおかけしたかも…」と思うことがある場合には、いち早く謝罪をするのが賢明です。                                           近隣には事前に工事工程の説明で挨拶に伺うなど、入念な配慮が必要です。

3、「外壁塗装の失敗かも…」そんな時の対処法

「外壁塗装の失敗かも…」と言った不安を抱いている方はどう対処すればよいのでしょうか?

① まずは施工業者に相談を

「外壁塗装工事の失敗では?」と思う場合には、ひとまず施工業者に相談してみるのがよいでしょう。                     施工業者に問題がある工事の失敗であれば、基本的に施工業者が対応してくれるはずです。                       失敗事例で言うと、 

・ 施工業者の工事内容が原因で、塗膜にふくれ・剥がれが生じた場合                                 ・ 外壁塗装が明らかにムラになっている場合                                           ・ 施工業者の手抜き工事・ずさんな工事が原因で、外壁塗装の仕上がりに問題が生じている場合や、塗装後すぐに不具合が生じた場合

こういったトラブルに関しては、施工業者が何らかの対応をしてくれる可能性が高いです。                        また、外壁塗装が原因で近隣とトラブルになった場合は、謝罪に行くなどトラブルに向けて自身で動く必要があります。                                                               施工業者がトラブル解決に向けて対応してくれることもありますが、施工業者に任せっきりにすることでかえって心証が悪くなることも。                                                       そのため、施工業者が対応してくれる場合にも、自身でも謝罪に行くなどの対応をすることをおすすめします。

② 相談できる専門機関がある

外壁塗装の失敗について、何らかの疑問や疑念を抱いた時に相談できる専門の期間があります。                      外壁塗装の失敗について第三者の意見が聞きたい場合や、「明らかに施工業者に落ち度があるのに、取り合ってもらえない」「施工業者と連絡がつかなくなってしまった」など困った状況に陥ってしまった場合などは、下記の専門機関に相談するとよいでしょう。                                             なにか解決の糸口が見つかるかもしれません。

・ 公共財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」                  国土交通大臣から指定を受けた住宅専門の相談窓口                                                        ・ 消費生活センター                                                    消費生活全般に関する苦情や相談窓口

4、まとめ

外壁塗装工事を無事に成功させるためには、何よりも誠実な施工業者に依頼する必要があります。                        誠実な施工業者を見つける最も簡単な方法は実績や施工事例を見せてもらうことです。                          また、以下の3点に納得できれば契約してもよい施工業者ではないでしょうか?                           ① 塗料の特性などの施工内容の説明                                                                                                                                   ② 保証とアフターサービス体制の充実                                                                                                                              ③ 価格

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