1、はじめに
5月に入り、富山県も半袖で過ごす日が増えてきました。 少しずつ夏の足跡が近づいているのを感じます。 外壁塗装を検討されている方は「暑い夏に外壁塗装をしても問題はない?」と気にされている方もいらっしゃるでしょう。 また、「クーラーは使えるのか?」「窓を開けて換気できるのか?」など塗装工事中の生活が心配という方もいらっしゃるかもしれません。
今回は夏に外壁塗装をするメリット・デメリットや夏に塗装工事を行う注意点などをご紹介します!
2、夏でも外壁塗装はできる!
外壁塗装ができる気象条件が4つあります。
① 気温が5℃より高い ② 湿度85%以上 基本的に晴れていれば夏場でも湿度が85%を上回ることはまずありませんが、雨が降っている場合は湿度が85%を上回るため、塗装工事ができません。 ③ 強風、降雨、降雪などの気象下ではない ④ 結露が発生していない
この4つの気象条件を満たしていれば、問題なく外壁塗装をすることができます。 暑い夏にも外壁塗装はできます。 これらの条件を満たさない気象条件下で塗装工事を行うと、施工不良につながる可能性があります。 ただし、足場の設置や洗浄など塗装以外の工程については、必ずしも上記の条件を満たす必要がありません。
3、夏に外壁塗装をするメリット・デメリット
まずは夏に外壁塗装をするメリットを3つご紹介します。
① 希望のスケジュールで塗装できる可能性が高い
一般的に塗装工事の人気シーズンは、春と秋です。 夏場は比較的工場スケジュールに余裕のある施工業者が多く、人気の春や秋と比べると希望するスケジュールで塗装工事ができる可能性が高い傾向にあります。
② 日照時間が長いため、作業時間を十分に確保できる
夏は日照時間が長いため、作業時間を十分に確保できるというものメリットの1つです。 夏は「早々に暗くなったために、途中で作業を中断せざるを得ない」ということがなく、1日の作業をしっかりとその日のうちに終わらせることができます。 そのため、作業を翌日に持ち越すなどしてスケジュールが遅れるということはほとんどありません。
③ 塗料が早く乾く
外壁塗装の塗料は3回塗るのが基本で、1回塗るごとに半日~1日かけて乾燥させます。 乾燥時間が早く済むことによって1日1日の施工時間が短くなり、その日の工事を早く終えることができます。
次にデメリットを3つご紹介します。
① 夏は夕立や台風が多く、塗装工事が中断することも
夏は夕立が多く降ります。 先述の通り、雨が降ると塗装工事ができないため途中で工事が中断することになります。 梅雨ほどではありませんが、夏も夕立によるスケジュールのズレが発生しやすい季節と言えます。 また、夏は台風が上陸する季節でもあります。 工事期間中に台風が来た場合は、足場が倒れないようにメッシュシートを撒いて壁当てを固定し台風に備えます。 台風対策が必要な上、台風通過後まで塗装作業ができなくなってしまいます。
② 塗装工事の日程がお盆と重なると工期が長くなる
お盆期間中は施工業者も休みになるため、工事がストップします。 そのため、塗装工事の日程がお盆と重なるとお盆期間の分だけ工期が長くなることがあります。 「工事途中でお盆を迎えたくない」という場合は、お盆前に工事を終了するかお盆の後に工事を始めるスケジュールで施工してもらうように依頼するのがよいでしょう。 お盆前に工事を終了するスケジュールを希望される場合は、天候によって長引きことも想定して余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。
③ 塗料の匂いが気になりやすい
塗料の匂い成分は暖かくなるほど強くなるため、匂いが気になりやすくなるほか、塗装工事の際足場を組み養生シートで被うため換気がしづらくなってしまいます。 外壁塗装の塗料は、すべてが強い匂いであるというわけではありません。 塗料は「油性塗料」「水性塗料」の2種類に分けることができますが、油性塗料は匂いが強いため、水性塗料を選ぶと匂いも軽減できます。
4、外壁塗装工事中はクーラーは使える?
外壁塗装工事をされる際によくある悩みとして 「外壁塗装工事中に窓を開けてもいいか?」 「クーラーは使えるのか?」 といったものがあります。 実はこういった悩みに全ての施工業者が丁寧に対応してくれるわけではありません。 「クーラーを使用できるようにする」「換気のため窓を開けれるようにする」といった対応をしてくれる施工業者かどうかを契約前に事前に確認しておくと安心です。
実はこの2つのことは解決できるものなのです! まず「クーラーが使用できるかどうか」は、施工業者の養生のや仕方次第です。 塗装工事をする際、塗装しない箇所を汚さないように養生シートで覆います。 その際クーラーの室外機もその他の箇所と同様に養生シートで覆ってしまうと吸排気ができなくなるため、クーラーを使用することができなくなります。 吸排気ができるように養生シートに穴をあけたり、専用カバーやメッシュカバーなどを用いて養生することにより、塗装工事中もクーラーを使用することができます。
次に「換気のために窓を開けてもよいか?という悩みですが、まず大前提として塗装工事中は好きな窓やドアを好きな時に開けれるわけではありません。 足場の組み立て時・洗浄時・養生時はすべての窓やドアを開けることができません。 そしてその他の工程においても、塗装工事の箇所によって窓やドアを開けられないこともあります。 しかし、塗装工事期間中ずっとすべての窓やドアが開けられないわけではありません。 換気のために窓やドアを開けることを想定して養生すると、塗装工事中のおおよそ3分の2は窓やドアを開けて換気することができます。 しっかりとした対応をしてくれる施工業者であれば、どの窓やドアを開けることができるかや、塗装工事の歌唱によっては反対側の窓やドアがあけられることもあるため、そうした情報を伝えてくれるでしょう。
6、まとめ
暑い夏にも問題なく外壁塗装工事はできますが、夏に塗装工事をするか迷われている方は、メリット・デメリットを参考などを参考にして検討してみてください。 ✨カーベスはご相談・お見積り無料✨ 工事に関して不安なことやお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください!