1、はじめに
「外壁塗装を検討しているが、飼っている犬のことが気がかりで…」 「外壁塗装をすることで、犬によくない影響が及んでしまうことはないのか」 といった不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 実際のところ、犬を飼っていても外壁塗装をすることは可能です。 ただし、外壁塗装中に生じる塗料の臭いや工事の音などが、犬によくない影響を及ぼしてしまう可能性はあります。 そのため、犬がいるお家の外壁塗装をする場合には、犬に与える影響を最小限に抑えるべく、しっかりと対策をすることが重要となります。 今回は、犬を飼っている場合の外壁塗装対策をご紹介します。 犬だけでなく、小さなお子さんがいるお家にも同様の配慮が必要となります。 ぜひ参考になさってください。
2、外壁塗装が犬に及ぼす影響
犬を飼っているからといって、外壁塗装ができないということはありません。 犬がいるお家でも外壁塗装は可能です。 ただし、先述の通り外壁塗装が犬によくない影響を及ぼしてしまう可能性はあります。 具体的には、
・ 塗料の臭い ・ 工事の音 ・ 多くの業者(人)の出入り ・ 普段と異なる生活環境(換気やエアコンの使用に制限が生じるなど)
といったことが原因で犬にストレスを与えてしまうこと可能性があり、場合によっては健康被害が生じてしまう可能性もゼロではありません。 とはいえ、これらのような原因は防ぎようがないというわけではありません。 対策次第で、犬に与える影響を最小限に抑えることは可能です。
3、犬のために外壁塗装の際にしたい5つの対策
大切な犬のために外壁塗装の際にできる対策を5つご紹介します。
① 犬に配慮した対応をしてくれる塗装業者を選ぶ
犬に配慮した対応をしてくれる塗装業者を選ぶことが、最も重要な対策になるといっても過言ではありません。犬への影響を最小限に抑える対策の多くは、塗装業者の協力が不可欠だからです。 塗装業者の協力さえ得られれば、犬に及ぼす影響を最小限に抑えた外壁塗装が容易に実現できるはずです。 外壁塗装についての知識が乏しい一般の方には、どうしても考えが及ばないところやイメージが沸かない点についても、塗装業者の協力さえ得られていれば、犬への影響を最小限に抑えるためにどういった対策をすればよいのか提案してもらえるため、心配する必要もありません。 犬に配慮した対応をしてくれる塗装業者かどうかの見極めは難しいところもありますが、まずは「犬を飼っているが、外壁塗装をしても大丈夫か」「外壁塗装中にどんな対策が可能か」など気になっていることをあれこれ質問してみるのがよいでしょう。 その際、親身になって話を聞いてくれるか、具体的な対策の提案をしてくれるかなどから垣間見れるところも多々あるはずでしょう。 また、「これまでに犬を飼っている家の外壁塗装をしたことがあるか」といった経験の有無も、犬に配慮してくれる塗装業者かどうか見極めるポイントの1つとなります。
② 犬に与える影響の少ない塗料を選ぶ
犬に及ぼす影響を最小限に抑えるためには、犬に与える影響の少ない塗料を選ぶということも非常に有効な対策となります。 塗料は「溶剤系塗料」と「水性塗料」と呼ばれる塗料に大別できますが、犬への影響を考えると「水性塗料」を選ぶのがオススメです。 水性塗料は、溶剤系塗料と比べて臭いが少ないという特徴があります。 臭いが少ない方が、犬への影響を軽減できるのは間違いありません。 室内で犬を飼っている場合にも、塗料の臭いは配慮する必要があります。 外壁は室内に近いため、外壁に使用する塗料の臭いはどんなに防いでいても窓やドアなどから室内に入り込んでしまうことがあるためです。 また、VOCという揮発性有機化合物が少ないという点でも、水性塗料がおすすめです。 VOCはシックハウス症候群などの健康被害や、大気汚染などの環境被害を引き起こす原因物質の1つとされています。
塗料選びの1つの指標として、「F☆☆☆☆」も押さえたいところ。 「F☆☆☆☆」は、建材のホルムアルデヒド放散の等級表示です。 ホルムアルデヒドもシックハウス症候群の原因物質の1つとされています。 「F」はホルムアルデヒド、「☆」は多いほどホルムアルデヒドの放散が少ないことを意味しています。 「F☆☆☆☆」以外の塗料は使用できないというわけではありませんが、犬への影響を考えた時により安全なのは「F☆☆☆☆」の塗料であることは間違いありません。
③ 犬を家に残したままでの長時間の外出は控える
外壁塗装工事中は、犬だけを家に残したまま長時間の外出をするのは控えましょう。 外壁塗装の影響で、犬にいつもと違う症状(健康被害など)が現れてしまう可能性もゼロではありません。 なんらかの症状が現れた時に飼い主が家にいればすぐに対応できますが、外出していれば症状に気づけず対応が後手に回ってしまうことになります。 また、工事中は見慣れない業者が出入りしたり、工事の音に反応して犬が警戒し吠えてしまうことがあります。飼い主が家にいることで、犬がストレスを感じることも軽減することができます。
④ お家への養生を工夫してもらう
外壁塗装の知識として押さえておきたいのは、エアコンの室外機を養生シートで覆ってしまうと吸排気ができなくなるため、外壁塗装工事中はずっとエアコンが使用できなくなってしまうということです。 「いつも犬のためにエアコンを入れていて室温を保っている」といった場合には、工事中にエアコンが使用できなくなることが犬にストレスを与えてしまうことになるかもしれません。 工事中もエアコンを使用したいという場合は、養生の工程に入る前にエアコンを使用したい旨を塗装業者に伝え、エアコンの室外機を覆う養生シートに穴を開けてもらったり、専用カバーやメッシュカバーなどを使用してもらうといった対策をしてもらいましょう。
また、工事中は自由に窓やドアを開け閉めできなくなります。 そのため、換気についても大きく制限されることになります。 工事中全く換気をしないのは、犬とってはもちろん人間にとっても良い環境とは言えません。 換気に関しても、養生の工程に入る前に換気がしたいことを塗装業者に伝え、換気を想定した養生をしてもらえるようにお願いしておくと安心です。
⑤ 作業現場に犬が近づかないようにする
犬を室外で飼っている場合、作業現場(外壁や足場など)には絶対に近づかないようにする必要があります。 作業現場は犬にとって大変危険な場所です。 作業現場に近づけてしまうと、犬に塗料が付着してしまう、足場に登ってケガをしてしまうといった危険な目に遭ってしまう可能性があります。 犬小屋を作業現場から離れた場所に設置したり、作業現場に近づかないように犬を紐でつないだり柵などを設けたりして、犬が作業現場に近づかないようしっかり対策をしましょう。
4、まとめ
犬を飼っていても外壁塗装を行うことは可能です。 ただし、工事中に生じる塗料の臭いや工事の音などが犬によくない影響を影響を及ぼしてしまう可能性があるため、外壁塗装をする場合は犬に及ぼす影響を最小限に抑えるべくしっかりと対策をすることが重要になります。 KARBECEはお客様としっかりとお打ち合わせをし、お客様の細かなご要望にもしっかりとお答えしています!
✨✨お見積り・ご相談無料✨✨ お気軽にお問い合わせください!